リプラスの倒産

スポンサードリンク



リプラスは2008年9月24日、東京地方裁判所に破産手続きの開始を申し立て、手続きの開始が決定しました。負債総額は約325億7000万円といわれています。

リプラスとはどういう会社なのでしょう。2002年設立の不動産賃貸借契約の債務保証会社で、賃貸住宅の滞納家賃保証システムのレントゴー事業や、不動産ファンドのアセットマネジメントや関連ファイナンスサービスの提供をしていました。2006年には中国に進出。リプラスの子会社の資産は2007年末で3820億円といわれていました。

しかし、2008年になって不動産市場が悪化し、不動産ファンドの報酬が激減。なんとかレントゴー事業で補てんしていましたが、証券化市場が混乱し、資金調達が困難に。さらには、借金返済に追われる自転車操業となり、ついにはいわゆる資金繰り倒産となったのです。

リプラスの倒産により、不動産オーナーは滞納家賃の回収が困難になってきます。また、不動産ファンドにも影響するため、リプラスの継承者を決定し、事業存続により不安定な状況をできるだけ早く解消することが必要とみられています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000093-mai-bus_all


リプラスの倒産の影響

スポンサードリンク



不動産を借りる際に、リプラスを保証契約を結ぶよう大家さんに言われ、この先どうしたらよいか、また最初に支払った保証金は戻ってこないのか、と悩んでいる人も多いかと思います。

不動産所有者にとっては、連帯保証人がいない人にも不動産を借りてもらうためのいいシステム、また、店子にとっても利益だったようですが、当のリプラスが破産してしまっては。

リプラスの破産管財人、山川萬次郎弁護士は就任の挨拶の中で、「当職は、リプラスの現況に鑑み、当面の混乱を回避し、リプラスの資産の最大限の回収と損失の最小化を図るため、出来るだけ早期に、リプラスの事業、とりわけ「賃貸保証事業」を継承して頂けるスポンサー様を選定し、これらの事業を譲渡して、不動産賃貸人様の方々や不動産管理会社の皆様の不安定な状態を解消し、従業員の雇用の継続を確保することに努める所存であります。」と述べています。

おそらく、この事業システム自体は引き継ぐ企業が現れるものとみられています。リプラスの資金繰りが悪化したということで、システム自体は生きているといえるからです。ただし、リスク管理としてシステムの見直しや事業内容の変更はあるかもしれません。

リプラスに支払った保証委託料が返還されるかを心配されている方も多いようですが、事業がそのまま継承されるなら心配の必要はない気がします。システム自体が変わるなら微妙なところでしょう。いずれにしても、引き受け先が決まるまでしばらくは、様子見ではないでしょうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000001-jsn-ind